・本書は、現代の働き方にマッチした自律型のキャリアである現代版プラティアン・キャリア理論を、これまでに約30万人、上場企業を含む2000社以上に届けてきた著者が、
◇やりたいことが見つからない
◇自分の強みがわからない
◇新しい仕事に挑戦するのが怖い
などの仕事に関する悩みを抱える人が働く意味を見つけて、ありたい自分に一歩近づくために、いろいろな角度から問いを提供し、あなたの中から答えを引き出していく1冊。
・「今の仕事に不満はないけど満足していない状態」という人は意外と思い当たる人は多いのではないかと思う。
・こういった人は、
「とりあえず今の生活を続けたほうがいいかも」
「次の職場が今より良いとは限らないな」
と現状維持が一番無難に思う一方、
「もっと自分に向いている仕事があるかも」
「転職したらもっと生活が豊かになるかも」
と、どうすることが自分にとってよりよい選択なのか、決めきれない状態なのだ。
・「何かやりたいことはないか?」と問い詰められて、「ない」と言うと、自分が何も考えずに人生を送っているようで、他人より劣っている気さえするが、著者の実感値でいえば、ほとんどの人が、明確にやりたいことなんてないと思っている。
・著者も、やりたいことを模索した30代後半があり、40代の今も、50代に向けてやりたいことを探している。なので、焦るは強くはない。「やりたいことがない」という悩みは、少し視点を変えることで確実に解消できる。
・あなたの今の働き方には、「不満の種」と「やる気の源」、どちらがどれだけあるのか。
・よりよく生きるために特に注目してほしいのは、あなたの「やる気の源」。とりたてて不満のない環境で働いていると、働く意味や目的が見えなくなりがちだからだ。
◇毎日のように書類やメールの処理をしているのは、いったい何のためなのか。
◇自分を成長させてくれる上司や先輩、可能性を広げてくれる社内外の仲間など、誰と働くことを望んでいるのか。
◇限られた人生の中で、いつまで働いていたいのか。
という「やる気の源」は、職業や会社によって決められてしまうものではないと著者は考える。
・不満を解消しても、それで満足度が上がるわけではない。「不満はないけど満足していない」状態の人は、何が「やる気の源」なのかの解像度が低いのかもしれない。
※自分で納得できる日々を過ごすことで得られる充足感(心理的成功)を手に入れるための術について述べられているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、この「なぜ『やりたいこと』に悩むのか」「言語化〜自分のストーリーを語る〜」「価値化〜自分の武器を見つける〜」「行動〜自分の可能性を広げる〜」「問い続けることで変化に適応する」という章で構成されており、
◇今、心理的成功を求める人が多いワケ
◇後悔なく働いていくための3つのポイント
という項目のほか、
1 「〇〇の窓」を開けるとあなたの知らない自分が見つかる
5 「〇〇」=アウトプットのパワー
9 〇〇なことや〇〇は価値を発見するヒント
15 「いつかやろう」の"いつか"は永遠にやってこない
20 あなたがAIに絶対に負けないこと
といった限られた人生で後悔ない仕事をするための20の心得が収録された内容となっている。
こちらの本があなたの仕事に対する悩みを抜け出すお手伝いをしてくれます。
後悔のない、幸福な人生を送りたいと考えている方は、ご一読ください。
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