津田紘彰「会話の達人が大切にしていること」

津田紘彰「会話の達人が大切にしていること」

2024/6/26

・本書は、複数の企業、法人の代表、上場企業の顧問を務めながら、セールス・人材育成・リーダーシップ・コミュニケーション・スピーチ&プレゼンテーションの講演・研修を年間約300回以上行ない、多くの企業や官公庁、総合病院、公益財団法人等でもビジネスコンサルを行なう著者が、会話と人間関係の極意について解説した1冊。
・人と上手に会話ができ、人から愛され、人が集まってくる人は、「相手が主役」の会話ができている人である。
・逆にどんなに話術が長けていても、そのマインドがなければ、ただの自慢話や苦労話に終始するので、人は次第に離れていってしまう。
・会話を上手にできる人と、上手にできない人の違いとは、「よき出会い」に巡り会えているか否かである。
・私たちの人生は、「誰と出会うか」によって形づくられており、誰と出会うかによってよき人生になれば、そうではない人生にもある。
・そして、出会いの質をできるだけいいものにしたいのなら、「会話力」を高めるしかないのだ。
・会話上手になるのに、「口ベタ」を治す必要も、「あがり症」を治す必要もない。実はこれらは、本質的に会話力の障害ではないのだ。
・逆に、口が達者で、いつも堂々としていて、自分に自信がある人であっても、話が絶望的につまらない人がいる。こういった人は、著者から言わせれば、いつも堂々としていて自分に自信があっても、会話ベタである可能性が高い。
※会話力を向上させるポイントとして2つ紹介されているが、その詳細は本書をお読みください。
・会話が苦手だと思っている人たちに共通しているのは、「自分には魅力がない」と思い込んでいること。
・本来、魅力とは、努力によって後天的に身につけられるもの。その時に、「人に好かれる黄金律」という法則を忘れてはいけない。
・これは、著者が提唱するもので、《自分》<《相手》である。
・人は、誰かから「大切にしてもらえた」という思いから、よき出会いが始まるもの。なぜなら、大切にしてもらえたからこそ、その人との会話に価値を見いだすからだ。
・この黄金律を守ることで、あなたの魅力はどんどん磨かれていく。
・《自分》<《相手》の会話は、自分を犠牲にする必要がない。これは、「自分も楽しみながら、相手により楽しんでもらえるにはどうしたらいいか、自分も話を聴いてほしいけれど、少しだけ多く相手の話を「聴かせてもらいたい」と思いながら行なうものだからだ。
※「本質的な会話力とは」「会話の土台とは」についても述べられているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「なぜあなたの会話は弾まないのか?」「タイプによって「会話」の学び方が変わる」「誰も教えてくれなかった信頼関係のつくり方」「聞き方を磨くと、弾む会話ができる」「『自信がない』人でも好かれる会話の極意」という章で構成されており、
◇なぜ会話は、「〇〇〇〇力」が大切なのか?
◇あなたの会話タイプはどれか?そのタイプを決める14の質問とは
◇スマホと自己肯定感、意外な共通点
◇「〇〇力」こそ、人間関係の源
など、9割の人が知らない会話の本質について解説し、いつでも誰もが、楽にかつ再現性高く、会話力を手に入れられる方法について紹介している。
口ベタでも、あがり症でも「また会いたい」と思わせる秘訣を知りたい方は、ご一読ください。
#瞬読アウトプット #1分書評 #フォレスト出版 #会話 #話し方
Amazonはこちら
https://amzn.to/3REBW6E

匿名で質問やリクエストを送る

※登録・ログインなしで利用できます

記事をサポートする

記事をサポートする

感謝・応援の気持ちのチップを送ることができます。 1分書評〜手にとるきっかけをつくる本のメモ〜の継続運営を支えましょう。

※登録・ログインなしで利用できます

メールアドレスだけでかんたん登録

  • 新着記事を受け取り見逃さない
  • 記事内容をそのままメールで読める
  • メール登録すると会員向け記事の閲覧も可能
あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?