【PR】天笠啓祐「これ、本当に「食べもの」ですか?」

【PR】天笠啓祐「これ、本当に「食べもの」ですか?」

2024/3/12

・本書は、雑誌の編集者を経て、現在はフリージャーナリスト、市民バイオテクノロジー情報室代表、日本消費者連盟顧問として活動する著者が、
◇遺伝子組み換え食品
◇ゲノム編集食品
◇フードテック
など、「これ、本当に『食べもの』なのか?」と思う食品について、解説していった1冊。

・いま、食の世界が大きく変わろうとしている。遺伝子組み換えに続いてゲノム編集といったように、次から次へと新たな遺伝子操作技術が登場し、その技術を応用した作物や魚、家畜が開発されている。
・また、「フードテック」という名前で、細胞や微生物を培養して食品にしたり、昆虫までも食品にしたりする動きも強まっている。
※なぜこのような取り組みが広がりつつあるのについての詳細は、本書をお読みください。

・従来の品種改良は、何かと何かの「掛け合わせ」でおこなう。例えば、「寒さに強いトマト」を作る場合、寒さに強い品種を探し出し、それだけでは美味しくなくて売り物にならないため、おいしい品種を掛け合わせて、味覚を改良していく。
・「遺伝子組み換え」とは、他の生物の遺伝子を導入しておこなう品種の改良のことで、「青いカーネーション」を作る場合、青い色を作る遺伝子がカーネーションには存在しないので、ペチュニアの青色の色素遺伝子を入れて開発した。
・また、豚にクラゲの発酵遺伝子を入れて「光る豚」を誕生させたり、ホウレンソウの遺伝子を豚に入れて、「栄養が改善された豚」を誕生させたというケースもある。
・ゲノム編集とは、特定の遺伝子を壊し、秩序やバランスを壊すことでおこなう品種の改良であり、「成長を抑える遺伝子を壊せば、成長が早く大きくなる生物が誕生」したり、「成長を促進する遺伝子を壊せば、小さなままになる」というものである。
※遺伝子組み換えやゲノム編集の方法について取り上げられているが、詳細は本書をお読みください。

・フードテックとは、直訳すると、「食の技術」であり、
◇代替肉
◇昆虫食
◇培養肉
の3種類の開発が進められている。
・代替肉とは、牛や豚、鶏などの動物の肉の代わりに、植物や微生物を用いるものである。
・例として、ある会社は、植物由来のフォアグラを開発したり、アーモンドやオーツを用いた、アーモンドラテやオーツラテを製造・販売するなど、植物を用いた代替食品が広がりつつある。
・昆虫食は、文字どおり昆虫を食品にしたもの。現在はコオロギを乾燥させ粉末状にして、クッキーやパン、麺などに練り込んで食品化している。
・昆虫食に取り組んでいる企業も増え、昆虫の種類、用いられる食品の種類も増えており、ゲノム編集による昆虫の改良が活発である。
※もうひとつの培養肉が、フードテックの中心に位置しているが、詳細については本書をお読みください。

・本書は、「変わりつつある食の世界」「遺伝子を操作する食とは?」「ゲノム編集食品の現状」「遺伝子組み換え食品を巡る新たな動き」「化学農薬からバイオ農薬へ」「フードテックとは何か?何が問題か?」という章で構成されており、
◇米国でのゲノム編集食品、失敗の歴史
◇遺伝子組み換え食品の問題とは?
◇もっともグリホサートで汚染されている食品は◯◯
◇安全性が確認されていない◯◯食
など、現代の食品加工の現状とその問題点について取り上げ、「私達が食べている食べものについて」と考えさせられる内容となっている。

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