早[SAKI]「カラフル&モダンポップ 海外みたいにセンスのある部屋のつくり方」

早[SAKI]「カラフル&モダンポップ 海外みたいにセンスのある部屋のつくり方」

2022/8/17

・本書は、30代会社員で、インテリアコーディネーターの著者が、雑多でカラフルでモダンポップ、でもまとまっておしゃれな、胸がときめくお気に入りのものだけに囲まれた部屋を目指すことを目的に書いた1冊。
・素敵な部屋とは、ものが少ない部屋、ではなく、「わあ素敵!」と感じ、「必要なものが、必要なバランスで揃っている部屋」である。
・必要なものとは、実用面だけに限らず、目で見て楽しいもの、愛着を感じるもの、うっとりと幸せな気持ちになるもの、そういった、存在しているだけでハッピーにしてくれるものはすべて、あなたの部屋に必要なものである。
・本書で目指すべき部屋とは、「"デザインされた"ごちゃごちゃ感」であり、海外のお部屋のようにカラフルで個性的で、大好きなものがたくさん集まっていて、なおかつちぐはぐにならずにおしゃれにまとまっているーそんな空間で100%ときめく暮らしを実現するための考え方を伝えている。
・不思議なことに、部屋を変えていくと、頭の中や日々の生活を埋めていた煩雑なものがどんどん整理されて、いつのまにか人生が展開していく。なぜなら、どんな場所で生きていたいかを考えることは、どんな人生を送りたいかに向き合うことだから。
・自分がどんな環境で、どんな毎日を過ごすと幸せなのか。自分への正しい理解なしに、理想の部屋をつくることはできない。
・部屋づくりの過程では、「今の条件の中で、理想の暮らしに近づけるために必要なものはどれか?」「限りある時間で、今日やるべきことは何か?」など「いつか実現したい夢」を叶えるための具体的な計画を立てて実行していくことになる。その思考や選択の積み重ねが、人生を前に進めていくのだと、著者は考えている。
・日々の暮らしの一つひとつベストなものを選び取っていけば、ゆっくりでも確実に、理想の部屋と人生はあなたのものになっていくはず。
・著者が目指している部屋の方向性とは、「カジュアルで、今っぽくて気楽なもの」であり、著者の目指す「海外みたいな部屋」のイメージとは、
◯カラフルで個性的な色柄使い
◯置いているもののテイストはさまざまでも、ちぐはぐにならずにまとまっている
◯適度な生活感があり、リラックスできる雰囲気
◯目で見て楽しい形、触って気持ちいい素材など、五感を刺激するデザイン
◯住んでいる人の好きなものがにじみ出た、「愛」を感じる空間
というもの。↑のように書いているが、誰が見ても完璧なモデルルームみたいな部屋を作る必要はなく、「あなた」が好きな、「あなた」が満足できるセンスのある部屋をつくればよい。そのためには、テクニックを覚えて順番にやっていけば必ず実現することができるのだ。
※そのテクニックの詳細については、本書をご覧ください。
・本書では、「「素敵な部屋」は、人生を豊かにする」という序章から始まり、「まず大切なのは「こんな部屋に住んでみたい!」というゴール」「「なんかいい感じ」の部屋をつくる基本のコツ」「[場所別]おしゃれな海外の部屋を形づくるものたち」「もっとセンスのいい空間になる仕上げのルール」という章で構成されており、「はじめはインテリアのスタイル(北欧・和風・カフェ風など)を知ることから」「インテリアの楽しさは「ミックス」にある」「部屋づくりは「詰将棋」ではなく「連想ゲーム」」「「センスのよさ」をつくる3つのキーワード(つながり・多様性・コントラスト)」「カラーコーディネートは、「誰かの真似」でいい」「「部屋の広さ」と「居心地のよさ」は関係ない!」「インテリアは組み合わせですべてが決まる」「ベッドを置く時の3ルール」など、自分の部屋をおしゃれな部屋に変身するためのコツとスキルが紹介された内容となっている。
自分の部屋を理想に近づけたい方にはオススメです。
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