古川武士「ディープドライバー ほんとうにやりたいことを言語化する方法」

古川武士「ディープドライバー ほんとうにやりたいことを言語化する方法」

2024/11/6

・本書は、「多様性が溢れる中で、個性を輝かせる」をミッションに、個人向けの「習慣化の学校」、法人向けの「行動変容型研修」などを提供している「習慣化コンサルティング」という会社を経営している著者が、自分を変えるためのメソッド「ディープドライバー」(あなたを突き動かす動機の源泉)を通じて、「自分が何者で、どう生きたいのか?」を明確にしていく方法について解説した1冊。
・ディープドライバーとは、「あなたを突き動かす動機の源泉」である。ディープドライバーから生まれた動機によって何かに取り組んでいるときは、そのことに夢中になり、あなたは「やりたいことができている!」と感じる。
・あなたが本当に欲しいのは、やりたいことそのものではなく、「自分の内側にあるイキイキとした情熱を感じて生きていること」ではないかと著者は考える。
・自分改革の一歩は、やりたいことを見つけることではない。最初にやるべきは、転職でも、独立でも、副業でもなく、ディープドライバーとつながることだ。
・あなたを情熱的にさせるディープドライバーという動機の源泉につながることで、あなたの心は情熱に溢れ、やる気に満ち溢れる。その結果、やりたいことも自ずと見つかっていくのだ。
※「動機の源泉とつながることのメリット」「ディープドライバーを見つける必要がある理由」についての詳細は、本書をお読みください。
・ディープドライバーの全体像は、
◇フェーズ1 何がしたい?
◇フェーズ2 どうなりたい?
◇フェーズ3 どう動く?
というテーマで分けている。
・「あなたを突き動かす動機」を言語化して明確にし、それを核として、どんな理想の人生を歩みたいか、それを誰と育みたいかを描いていく。
・そして、そこから「目標」を立て、効果的な「行動」を明確にして、「習慣」を重ねていくプロセスを経ていく。
・ディープドライバーを見つけることに取り組む際、完璧にやろうとせず、「楽しんで取り組む!」を一番なポイントとしている。たった1つのキーワードを言語化できるだけで、あなたの働き方、周りとの関わり方が変わり、自己評価すら変わっていく。
・楽しみながらやっていくことで、たくさんの発見が生まれるのだ。
・まず、動機の源泉を明確にするにはら多岐にわたる興味や過去の体験などを拾い集めていくことが大切。ここで幅広く興味・経験を見つけられた分だけ、その深層にあるディープドライバーに行き着く可能性が高くなる。
※自分の興味や過去の体験を拾い集める方法として、「5つの発見法」が紹介されているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「なぜ、ディープドライバーか?」「あなたを突き動かす動機から始めるディープドライバーメソッド」「本当に変わるには?人生が変わる習慣化」という3部構成となっており、
◇ディープドライバーにつながるための12のマインドセット
◇答えは〇〇にあるが、運命を変えるきっかけは〇〇にある
◇あなたの人生は「〇〇〇〇〇〇〇」によって形づくられている
◇自分を変える上で知っておきたい3つの心理学理論
など、人生を変える習慣の究極のメソッドである「ディープドライバー」について解説し、自分の中にある迷いを解決していく内容が収録されている。
自分の中にある「やる気の源泉」を見つけたいという方は、ご一読ください。
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