篠原尉子「甘え下手な妻 不器用な夫 夫婦円満魔法の呪文「男6歳 女9歳」」

篠原尉子「甘え下手な妻 不器用な夫 夫婦円満魔法の呪文「男6歳 女9歳」」

2022/7/27

・本書は、夫婦円満コンシェルジュとして、パートナーシップ専門のコンサルティング、カウンセリングを行い、これまでに560人の相談を受けた著者が、結婚がうまくいく大切なコツについて紹介した1冊。
・夫は6歳の男の子だと思って向き合うのが夫婦円満のコツ。そうすることで、夫を見る視点がびっくりするくらい変わり、優しい気持ちが湧いてきて面白いほど夫婦円満になる。
・著者は離婚した経験から、「男性は永遠に6歳の男の子である」と気づく。離婚で得た一番な学びとは、「男性の言葉をそのまま受け取るべからず」ということ。著者は元夫を大人だと思っていたので、自分を無価値な人間だと思い込むほど、元夫の一言一言に打ちのめされていた。しかし、6歳の男の子が好きな女の子に意地悪しちゃうのと同じなだけで、その裏には、深い深い著者への愛が潜んでいたことに気づき、離婚して元夫の方が著者を好きだと認識した。
※著者の最初の結婚から離婚までのエピソードについては本書をご覧ください。
・すべての男性の中には、妻を愛したい気持ちがある。だから、著者のように、その気持ちに応えて構ってくれなくなると、わざといじめたくなるのだ。肉体的な年齢は大人かもしれないが、心の中は6歳の男の子なんだと思って見ると、「なるほど」と腑に落ちると著者は語る。
・夫を「6歳の男の子」として見ることがムリな場合、イメージしやすいように「ピンクのメガネ」をかけてみることを著者は提案している。ピンクのメガネをかけることをイメージすることで、夫に対してびっくりするくらい優しい気持ちになれるのだ。
・また、ピンクのメガネをかけて夫を6歳の男の子として見ることで、「何かアクシデントがあってもがっかりしなくなる」「おねだりを叶えてくれる」など、人生を楽しく生きる力に変えることができる。
※ピンクのメガネをかけ、著者が18歳年上の再婚した夫とのエピソードがありますので、詳細は本書をご覧ください。
・女性自身は「9歳の女の子」と認識すること。学年で言えば小学3年生の女の子である。
・9歳の女の子と認識すれば、夫の中に6歳の男の子のような純粋な美しい心があることを発見できる。そして、そんな夫の可能性を見つめて応援する気持ちも湧いてくるのだ。
・結婚前の男性の未来の理想像に、あなたがどれだけ近づけさせることができるか、それを楽しんで見ることを著者はすすめている。
※「9歳の女の子」になることのメリットとその変化の様子の詳細は、パートⅢの「女性は9歳の哀しき小さなお母さん」に書かれているので、ご興味ある方はこちらをご覧ください。
・本書では、「夫は「6歳の男の子」と思って向き合う」「「6歳の男の子」である夫は妻の笑顔で安心できる」「女性は「9歳の哀しき小さなお母さん」「ピンクのメガネをかけるだけ-かけ方は簡単」「男性はただ困っているだけ」「男性にとって受け入れやすい女性の対応」という章で構成されており、著者の結婚、離婚、再婚、夫婦生活の経験から学んだ夫婦円満の秘訣ならびにその事例、ピンクのメガネのかけ方、子どもとの接し方など夫婦関係だけでなく、親子の愛情の食い違いの解消について紹介された内容となっている。
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