團茂樹「糖尿病は炭水化物コントロールでよくなる!」

團茂樹「糖尿病は炭水化物コントロールでよくなる!」

2022/7/22

・本書は、内科の領域にとどまらず、総合臨床医として様々な症例に携わるとともに、様々な医療情報を発信する著者が、糖尿病治療における適正なメソッドの「炭水化物コントロール」について紹介した1冊。
・糖尿病は「自己責任」の病で、炭水化物の摂りすぎから起こる病気である。よって、その炭水化物の摂取量をその時点の処理能力量にまで減らせばよい。脂質やタンパク質ではなく、ターゲットは炭水化物だけ。炭水化物の摂取方法さえ念頭においてしっかりコントロールすればら空腹や食の楽しみも奪われることもなく、確実に病気は治る。これは、著者の日々の臨床でも明白な事実。
・炭水化物コントロールをコントロールする方法は、
①wtGL(ウェイトジーエル)値の活用で適切な炭水化物含有量を調整
②同じ摂取量でも、摂取時間次第で食後血糖スパイクを抑制する
③他の食品(たんぱく質)を拝借するのも効果大
④間食のとり方にもひと工夫を
⑤適切な運動
の5つ。①のwtGL値とは、著者が独自に考案した「各食品の食後血糖値の上昇を示す指標」である。
※詳細は本書をご覧ください。
・糖尿病との闘いに勝利するためのひとつに「食べ方」がある。その食べ方には4つの方法があり、
①主食と一緒に摂る
②主食の前に摂る
③食事(特に炭水化物)はゆっくり摂る
④間食はほどほどに。炭水化物含有量としては10〜15g以内まで
というのがあり、食べ方の工夫として、
●間歇ファスティング
●糖質制限を行う必要のあるとき
●桃色筋肉運動を意識する
という3つのポイントがある。
・「カロリーを抑えよう」という糖尿病の食事療法は、最近の多くの研究で"常識のウソ"に近いことが、明らかになった。食べ過ぎてよくない、またついつい食べ過ぎてしまうのは炭水化物。他のたんぱく質や脂質は気にせず、常識の範囲で、ふつうに食べてもまったく問題ない。特にたんぱく質の多い食品は炭水化物と一緒に摂取すると、むしろ「食後血糖スパイク」の抑制に働く事実が明らかになっている。
・高齢者の方はサルコペニア(加齢により全身の筋肉量と筋力が自然低下し、身体能力が低下した状態)のリスクもあるので、しっかりとたんぱく質を摂ること。
・重篤な肝障害がなければ、たんぱく質の取り過ぎは問題ないと著者は考えている。食べたいものをがまんする必要はないが、食品の特徴を知って食べることは大事。
※その他の食べ方の詳細については本書をご覧ください。
・本書では、「糖尿病治療で必須の要諦!「血糖値をコントロールする」ための5つのポイント」「分かっているようで、意外と理解できていない。糖尿病のメカニズムを学びなおす」「wtGL値が糖尿病根絶のカギ!團式炭水化物コントロール法」「超簡単!その場でパッとできるwtGL値算定式」「「食後血糖スパイク」の予防を援護する、最強の食べ方」という章で構成されており、「最先端の医療現場から激白!こうして人は糖尿病になる」「インスリン(外因性インスリン)注射は諸刃の剣である」「間食の摂り方にも心配りを」「乳製品は先に食べると効果的である」という自分自身で糖尿病を改善していく「炭水化物コントロール」についての解説や、糖尿病のメカニズムについて学べる内容が収録されている。
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