今井孝「1年目から無理なく年収1000万円稼ぐ起業1年目の教科書」

今井孝「1年目から無理なく年収1000万円稼ぐ起業1年目の教科書」

2022/7/23

・本書は、誰にでもわかりやすく、行動しやすいノウハウと伝え方で、たくさんの起業家に支持され、独立後に始めたセミナーには9年連続で毎回300人以上が参加し、トータルで5.000人以上の実績を誇る著者が、起業で成功している人が持つ思考(階段思考)を手に入れるための方法が書かれた1冊。
起業1年目から成功する人の例(一部)
ありきたりのアイデアでスタートする
・ビジネスには画期的なアイデアは必要ない。もしあなたが「アイデアが出ない!」と悩んでいるのであれば、それは起業家として正しい姿勢。「考える」ことは多くの人が嫌がる仕事。それを続けられるのであれば、あなたは起業家として必ず成功できる。最高のアイデアは、あきらめずに考えている人に降ってくるもの。
・多くの場合、ありきたりのアイデアでビジネスは十分成功する。著者もスタートは他のコンサルタントのマネであり、そこから試行錯誤の末、オリジナルのセミナーや教材が売れるようになった。
・どこもスタートはありきたりなビジネスで、誰でも思いつく。しかし、一生懸命やっていれば、あなた独自のやり方に変わっていき、他の人はまったく違うものになる。逆に言えば、スタートしなければ、本当の意味での試行錯誤はできない。頭の中で考えているだけでは、本当に画期的なビジネスにはならない。
・ビジネスを思いついたら、まずは小さくやってみること。最初はパクリでもオリジナルになる。動き出せば、アイデアがビジネスに育っていくのだ。
5分で目標を仮決めする
・「本当に自分がやりたいことは何か?」を考え込んでストップするときは、どうせ目標は変わるので、気楽に目標を5分で決めること。実際に目標に向かって行動してみないと、その目標が良かったからどうかはわからない。仮に決めてやってみる。違っていたら変える。これが一番早いのだ。
・仮でも目標が決まったら、エネルギーが湧いてくる。そのエネルギーで行動し始めると、だんだん情報が入ってくるし、感覚的に自分のやりたいことがわかってくる。そして、だんだんと目標を作る精度が上がり、次に立てる目標ははらにやる気が出るし、現実的なものに近づいているはず。仮で決めた目標が人生の目標につながっていくのだ。
自分の都合で価格を決める
・多くの人は価格については弱気。「これは手に入れる価値がある!」と感じてもらえたら、いくら高くても商品は売れる。価格をしっかり設定して、商品を磨き価値を伝える工夫をしていけば、最後にはビジネスはうまくいく。
・価格に対する弱気を解消するためには、
①「この値段で満足してもらえるだろうか?」
②「この値段で自分がこの商品を売れるのだろうか?」
という2つの不安が「価格を上げられない心理的要因」であることを理解する必要がある。
・多くの人は、「売る前の不安」と「売った後の不安」をごっちゃにしているので、課題を整理できずに対処ができない。自分がどちらに不安を感じているかを分析して、それぞれの問題を解決していくこと。
※解決法の詳細については、本書をご覧ください。
・価格の悩みについては、どこまでやるかを決めるだけで、その悩みは解消するのだ。
・本書では、「起業を思いついたら」「起業までの準備」「ビジネスプランを立てるには」「商品をつくるには」「価格を設定するには」「マーケティングとセールスを行うには」「成功する起業家の時間術」「チャンスを最大限に活かす」「起業家のチームづくり」という章で構成されており、「リスクを取らずにスタートする」「今の仕事を8割の時間で終わらせる」「数字に弱くていい」「お金をかけずに試作してみる」「価格を上げる理由をコツコツ作る」「ITに弱くてもいい」「1日を記録する」「お金を使う基準を持つ」「人に頭を下げる」など、起業に対する不安や恐怖の解消や、ハードルが下がる内容が収録されている。
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