たつき諒「私が見た未来 完全版」

たつき諒「私が見た未来 完全版」

2023/1/23

・本書は、1975年に漫画家としてデビューし、99年に引退した著者が、著書「私が見た未来」の表紙に「大災害は2011年3月」と書かれていることから、東日本を予言した漫画家として注目を集めたものを完全版として復刻した1冊。

・著者は夢に興味を持ち始め、夢日記をつけるようになった。著者の見た夢として、「女性がバラバラにされる事件」「伯父の葬儀で田舎に行く」「Queenのボーカル(フレディー・マーキュリー)の訃報」などがある。

・著者が「夢日記」を書き始めたのは、印象的な夢を見ると、目が覚めても忘れない。もしかするとそこに何か意味があるのかもしれない、未来の自分に何か関係があるかもしれないということで、少しずつメモを取るようになったのがきっかけ。
※1976年くらいから始め、ちゃんと記録するようになったのは1985年から。

・本書(私が見た未来)の表紙に「大災害は2011年3月」と描いたとき、世間はノストラダムスの終末予言の話題で盛り上がっていたとき(1999年7月)で、「ここで警告することで、ひとりでも多くの人が気づいてくれれば大災害も避けられる」と著者は思っていた。このとき、「大災害は2011年3月」というビジョンだけははっきりと見えていたとのこと。
※「私が見た未来」の表紙には、「ダイアナ妃の死」「富士山大噴火」「荒れてヒビの入った大地」「私の葬儀は白っぽい服だとよい」という予知夢の真相が書かれているが、詳細は本書をご覧ください。

・「私が見た未来」では、著者が10代の頃に見た大津波の夢について書かれているが、これは2011年3月のことではなく、2025年7月に関わる予知夢だったのではないかと語っている。
・この時の夢の中の著者は、半袖姿の夏服であり、津波の高さは、東日本大震災のそれよりも、もっと巨大なものだったからだ。
※本書では、2025年7月に起こることの夢の漫画が収録されており、どうなるかについて詳しく解説されているが、詳細は本書をお読みください。

・本書では、「予知夢編」「ミステリー漫画編」の2部構成となっており第Ⅰ部では、「著者が見た予知夢ならびにその真相、「著者の生い立ちから漫画家時代のエピソード」「転換点(ターニングポイント)」「2025年7月に起こること」第Ⅱ部ではこれまでに著者が描いた著作(緑の先・浮遊霊・もうひとりの自分など)が収録された内容となっている。

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