今蔵ゆかり「自分も幸せ まわりも幸せ 上機嫌に働く67のコツ」

今蔵ゆかり「自分も幸せ まわりも幸せ 上機嫌に働く67のコツ」

2023/2/3

・本書は、講師として、5600社以上の企業で研修・講演に登壇し、受講者は57,000人にのぼる人材育成・セルフマネジメント・仕事効率化コンサルタントの著者が、上機嫌に働くコツ67について紹介した1冊。

・上機嫌でいることは"大人のマナー"である。不機嫌でいることは、自分にも相手にもイイことなんて1つもない。
・「不機嫌」=知的は大きな間違い。不機嫌でいられることで、報連相もしにくく、ミスも生じやすくなり、本来の実力を発揮することができなくなるなど、デメリットだらけなのだ。
・上機嫌な人は、人をハラハラさせない。心が安定しているから、場を和ませることに長けている。なので、人に安心感を与えるのだ。
※上機嫌な人が愛される理由、不機嫌な人が敬遠される理由の詳細は本書をご覧ください。

上機嫌に働く67のコツ(一部)

01 姿勢はあなたの印象を物語る
・姿勢ひとつで、あなたが人に持たれる印象はガラリと変わる。「清々しくて仕事ができそう」という光り輝く素敵オーラの正体とは、"姿勢のよさ"なのだ。
・ひと際目立つ存在の人は、みなさん背筋がスッと伸びている。それだけで、清々しく、ハツラツと仕事ができるように"見える"のだ。極端なハナシ、少々仕事ができなくても、自信がなくても、よい姿勢には、周囲に「この人は何か違う!」と思わせる力があるのだ。
※すぐに姿勢をよくするコツ3つが紹介されているが、詳細は本書をご覧ください。

03 マスク越しでも伝わる笑顔づくり
・印象力アップの表情づくりの際に言われる鉄板フレーズに"印象のいい笑顔をつくるには、口角をキュッと上にあげましょう"がある。しかし、マスクを着用している時は、顔の下の半分以上の面積を覆っているので、口角をあげて歯を見せて笑顔をつくったところで、相手にはほとんど届いていない。
・マスク着用中は、「口元ではなく、"目元"で笑顔をつくること」が大事。いつも通りの笑顔なのに、「今日は、元気ないね」と言われたとしたら、目元の笑顔が足りていないサインなのだ。
※マスク越しでも笑顔が伝わっているかを、自分でチェックする方法があるが、その詳細は本書をお読みください。

30 ムカつく相手には「後ろ向きに考えまーす!」
・仕事をしていると、理不尽でムカつく、嫌味をいう相手が一人や二人必ずいるはず。しかし、いちいち反応して腹を立ててはいけない。
・嫌味な人の心理を知っておくと、あなたのほうが一枚上手でいられる。代表的な特徴もして、
□嫉妬心が強い
□他人を見下している
□実は自信がない
などがある。嫌味な人は、自分を優位に見せたくてマウンティングしている、小心者なのだ。
・嫌味な相手に余裕を見せつける方法として、
□「私ならそんなやり方絶対にしないわ」→「勉強になります」
□「何回ミスをしたら気が済むの?」→「ミスをしないためにどんな工夫をされていますか?」
□相手が理不尽な仕事を押し付けてきそうになった時の対処法→「後ろ向きに考えまーす!」と明るくハキハキと言う。
などがある。
※他にも2つのやり方が紹介されているが、詳細は本書をお読みください。

・本書では、「なぜ上機嫌力を身につけると幸せになるのか?」「上機嫌な「印象・振る舞い・会話力・対応力・段取り力」「上機嫌になるために「自分を最優先で愛しむ」という章で構成されており、「上機嫌でいることのメリットや著者の失敗談(強気リーダーで孤立・弱気リーダーで自信喪失)」「リモートワーク画面の中の笑顔は3倍増しで」「9割の潔さと1割のかわい気のバランスを保つ」「オンライン会議での心がけ(1番乗りの入室・事前の確認についてなど)」「居場所を3つほどつくる」など、誰にでもでき、オンラインの時代にも対応した上機嫌に働く67のコツが紹介された内容となっている。

#瞬読アウトプット #1分書評 #ぱる出版 #上機嫌 #働き方 #リモートワーク #オンライン

匿名で質問やリクエストを送る

※登録・ログインなしで利用できます

記事をサポートする

記事をサポートする

感謝・応援の気持ちのチップを送ることができます。 1分書評〜手にとるきっかけをつくる本のメモ〜の継続運営を支えましょう。

※登録・ログインなしで利用できます

メールアドレスだけでかんたん登録

  • 新着記事を受け取り見逃さない
  • 記事内容をそのままメールで読める
  • メール登録すると会員向け記事の閲覧も可能
あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?